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朝、鰹節をかいていると、
鰹節泥棒がやってくる。
削りたてのうまさは、
やっぱり2歳児にもわかるらしい。

お味噌汁は、今朝はわかめ。

昆布と、鰹節、手前味噌。

美味しい味噌汁だった。

こういうことを書くと、
味噌汁は、出汁を取らないとダメだ、
と思っている人に取られるかもしれないけど、
私は顆粒出汁でも、もちろん良いと思っている。

私の兄が、顆粒出汁で作る味噌汁は、感動するほど、うまい。

本当に、一口飲んで、「ほわぁ、おいしい。」って言っちゃうお味噌汁なんです。

そういう味噌汁を、
削りたてのカツオ節と昆布で取った出汁とかじゃなくて、
ズバッと、簡単な顆粒出汁で作られると、本当に感動する!!

なんでもいいんだ!

どれでも、めちゃくちゃ、うまくなるんだ!!

たんたんと、台所で、
なめこと豆腐の味噌汁と、静かに作る兄の味噌汁はうまい。

私が同じ顆粒出汁でつくっても、
兄の味噌汁の味にはならない。

なんでかなぁ。

最後の人の力が大事なんだよなぁ。

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今日は、新しいアルバム『うまれてきたから』に関して、
インタビューをしていただく。
桑原シローさんに。

自分の作品を、他の方がその方ご自身の人生の時間を
アルバムを聴くことに費やしてくださり、
それに関して、質問をしてくださる。
そして、それに関して、ひたすらに話す。
それをうんうん、とただ聞いてくださる。
なんてことでしょう!

シローさんからの質問に、
改めて自分で考えることもあり、
面白かった。

この記事は、このNUUのサイトでアルバム特設ページを開設し、
皆様に読んでいただけるようにする予定です。

お楽しみに!!

シローさん、鶴田さん、ありがとうございました!

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朝ごはんに、娘が大根を味噌汁に入れるために、
切ってくれました。
大根がすこし、元気が無くなってきたので、
今夜ぜんぶ、大根を煮よう、ってなことになり、
娘(6歳)がせっせと隠し包丁を入れているところ。

これまた、綺麗に隠し包丁いれます。
(写真の大根は娘が隠し包丁いれたもの)

とても丁寧です。

夕飯にいただいた隠し包丁入り、大根の煮物は、
味が本当に染みておいしかった。

隠し包丁を入れていない大根より格段においしかった。

素晴らしいなぁ。

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TOKYO No.1 SOUL SET『TRIPLE BARREL』
http://www.t1ss.net

9月19日は大切な友人の命日だった。
1998年9月19日、私の友人、入谷と、入谷の彼女かえちゃんは、海で亡くなった。

今日は、ひたすらに入谷の好きだった曲を聴いている。
デビューした年に大事な友人がなくなったから、

「デビューしてから、何年だねぇ、」
と、
「入谷とかえちゃんが亡くなって、何年だねぇ、」
がずっと一緒だ。

この亡くなった日のことを今でも、色々思い出す。

今夜は、夕飯にエビチャーハンを作って、
私は、二人の娘と、ご飯を食べながら、自家製の梅酒を飲む。

その当時の登場人物を色々思い出す。

黒田君、元気かなぁ。
なつえちゃん、綺麗だったなぁ。
だいちゃん、笑っているかなぁ。

みんなで伊豆に行ったことととか、
学食の二階でみんなでお昼ご飯食べたこととか、
千葉ちゃんとか、
ごとっちとか、
けんとか、
いよとか、
えっちゃん、くうたん、のり、あかね、らい、しょうこ、

人科の校舎で、
もしゃもしゃのアフロで、重低音が響くヘッドフォンで。

はじめちゃんも亡くなったって、聞いたよなぁ。
はじめちゃんのお葬式に行ってないから、実感わかないなぁ。

入谷がなくなって、私は、入谷の弔いの為に、歌を書いた。
けど、亡くなってから5年後のお墓まいりで、
これは私が彼らを弔うつもりで書いたけど、
彼らが私の体を通して、この歌を家族に届けたのだと、
なんだか、思った。方向が変わった。

それ以来、私は、自分の歌に対する姿勢が大きく変わった気がしている。

「土」という歌だ。

もう二人がなくなって、18年も経つんだ。

二人に最後にあったのは、
私がNUUとして公式に初めてライブした会場だった。
クラブでのライブだった。

その日の写真が今でも残っている。
その日に、入谷は、彼女のかえちゃんを紹介してくれた。
つるりとした透明感のある綺麗な人だった。
その一度しか会っていないのに、
私は何度も彼女にあって、話したような気がしている。

人は、うまれてきて、死んでゆく。

か。

昨晩、娘が「おかあさんもいつか死ぬ?」
と聞いてきたので、
「うん、いつかはね、」
と答えると、娘は、声を殺して、泣き始めた。

私は、自分が思っている以上に、
この人から、愛されているんだなぁ、と実感した。
こんなに自分を愛している人が、この世の中にいるなんて、。
もうちょっと、それを大切にしなくては。

なんやら、かんやら、できないと、自己嫌悪に陥っているが、
どうやらそんなことしている暇、なさそうだ。
そうも思った。

娘が自分を選んで、生まれてきてくれたことを
もっと、徹底的に信頼しよう。

おかあさんが死んで、そしたら、空で会えるの?

と娘は泣きながら、聞いてきた。

あえるのかなぁ、どんなかなぁ、と思いながら、

「会えるんじゃないかな。」

と答えた。

私もできることなら、死んだ時、父に会いたい。
そんなことも思っていた。

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東京、雨、続いています。

娘、気管支炎。
幼稚園休んでいます。
私、咳ゲホゲホ。
参っています。

そんな日は、素晴らしい過ごし方があります。

大好きな音楽をいい音で聴いています。

気持ちいい。

雨の音が時折聞こえてきて。

さっき、自分の新しいアルバムも聴いていました。

娘たちが歌います。
踊ります。

あぁ、体調が悪くて家事が何もできない。

子供達を膝に乗せたりしながら、
素晴らしい音楽を聴いています。

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