2007年4月23日 
代々木ワンダーステーションにて
『縫う』レコーディング二日目

そして、次には、うって代わって『せっけん』。

これは即興です。

さびの部分「せっけん〜せっけん〜あなたはせっけん〜♪」

と言う部分は、でてきたその日に、とあるライブで軽く唄ったので、

覚えている方もいらっしゃるかもしれません。

いつもライブで披露する即興。

その感覚もアルバムにいれたいということで、

始めは、楽器もなく、唄だけで、やろう!ということにしました。

マイクの前に一人たち、思いついたまま、唄います。

西洋の音程という概念や、リズムなどからも解放されて、

ただ、私は唄います。

だけど、笹子さんからNGが。

聴くに堪えない!音程のずれが気になる。と。

うぬぬ。その縛りから解放されて、唄いたいのに。

だけど、CDにするには、或る程度の箱の中にいないと

聴くに堪えないのですね。

そうですか、じゃぁ、わかりました。と少しふてる私。

笹子さんのギターをガイド音に、聴きながら、音程を保つことに。

そうやって唄ってみると、なんともいい感じに。

そして、ガイド音としてだけ使うはずの笹子さんのギター音も

採用されました!

自由、と言うことに関して、考えさせられました。

こだわっていた部分をこだわらなくした結果、良い物になりました。

りょうさんのフィルムケースの音は、いい具合に、曲に泡を立ててくれました。

ただし、歌詞や内容に関しては、

みんなで「なんてひどい、」とがっくりうなだれる。

人にはいろんな面があるのです。

 

NUU

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