赤い帽子。
冬になると、旦那が赤いニット帽をかぶっている。
というか、私が随分と前にあげたもの。
とても似合っている。
しかも、それは、近所の駅のそばのおばあちゃんたちが
集まるリサイクルショップで購入したもの。
帽子が並べてあって、
一目で「旦那に似合う!!」と思って、買ったものでした。
その帽子に知らぬ間に憧れていた。
赤いニット帽。
ずっと欲しくて探していました。
やっと出会えて、かぶって出かけてたら、
娘たちを連れて買い物に行った
自然食品屋さんの感じの良い女性の店員さんに
「えー!お母さん、赤い帽子、かわいい!クリスマスだから、サンタさんみたい!」
と言われて、ひどく恥ずかしかった。
なんだか、嫌だった。
「そんなつもりないのになぁ、確かにクリスマスですもんね、」
と笑いながら、適当に話を合わせてしまった。